自分の学校生活は窮屈で嫌だった。でも今は楽しく暮らしてるから人生なんとかなる!

2016/10/18

学校生活での何とも言えない閉鎖感を表現するのは難しいと思ってたけど、最近流行っている「スクールカースト」(※1)という言葉でなんか腑に落ちた。

※1スクールカースト(または学校カースト)とは、現代の日本の学校空間において生徒の間に自然発生する人気の度合いを表す序列を、カースト制度のような身分制度になぞらえた表現。もともとアメリカで同種の現象が発生しており、それが日本でも確認できるのではないかということからインターネット上で「スクールカースト」という名称が定着した

引用元:Wikipedia

 

 

 

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私の小学校時代

小学校低学年のころは

「○○ちゃんむかつくよね」という陰口から靴を隠される事件があったり、深く考えずに相手を傷つけていたように思う。

コミュニケーションをとろうとする過程で起こる小さないざこざだったのかもしれない。

私は当時流行っていたドラマ(三姉妹探偵団)をまねて友達と探偵団を結成してその靴を探していたりしていた。誰と誰が仲いいとか派閥にはあまり興味がなくて、気ままに過ごしていた。

いじめは高学年になるともっと陰湿で顕著になってくる。

グループ内でいじめの標的がころころ変わったりして端から見て「今は○○ちゃんがハブられてるんだ」とわかるぐらいだった。不思議なことに仲がよさそうなグループ内でいじめが起こっていた。今考えるとマウンティング(※2)の意味でいじめが使われていたように思う。

※2霊長類の自己顕示行為としてのマウンティングは相手がオスかメスかに関係なく行われる。転じて、人付き合いの中で何事につけても相手をそれとなく貶め、自分が優位に立とうとする行為や性向をマウンティングと呼ぶことがある。

引用元:http://www.weblio.jp

その主犯格は学年でも明るくて人気があって先生からも絶大な信頼を得ている女の子だった。みんな自分がいじめられるのが嫌なのでその子に従う。はみ出さないよう必死だったのだと思う。

当時、着替えの為に使われていた空き教室で事件が起こった。

その子のグループが体操着袋を投げて遊んでいて窓ガラスを割った。

大きな音に気がついて先生が駆けつけるとその子が「窓によりかかったら割れちゃった」と泣きながらいった。先生はその言葉を信じて怪我を心配するだけで、その子たちは怒られずに済んだ。

その子が遊びで泣きまねを練習していたので、こういうのが人生を上手に渡り歩く術なんだなと思った。

私もその子と遊んだりしたけど、性格が合わなくて仲が悪くなった。それから周りの子からもシカトされて聞こえるように悪口を言われたり、体育などで肩が触れたりすると露骨に嫌がられて払われたりした。

「死ね」とびっしり書かれた手紙をもらったこともあるが、手紙の字が汚かったので私は全部バツをつけ「0点」と書いて渡し反撃してやった。

当時はクラスも違かったし、助けてくれる仲間がいた。だから前向きになれたし親に言っても解決することじゃないと思ったので相談しなかった。

「死」を自ら選ぶという感覚なかったので私の中に「自殺」という選択肢はなかった。

 

中学生になると

その主犯格の子は中学校でも人気者だった。

負けず嫌いの私はその子に負けたくないと思ったし、中学校では常にその子を意識して生活していた。

そしてその子が生徒会長に立候補して、ほぼ決定したような空気の中、 公募最終日に私も立候補した。

その子を生徒会長にするのが嫌だったというただそれだけの理由。

いつもの私ならありえないし、今考えてもよく立候補したなと思う。人前に立つなんてありえないほど人見知りだった。

それがいきなり生徒会長になるなんて無謀だ。

周りのみんなも勝ち目ないのにバカだなって思っていたと思う。

大差をつけられて落選したけど、先生は褒めてくれたし自信がついたので行動してよかった。ここで私の人生観が変わった。

なんとなく過ごしていた人生だけど、自分で全て選択していけるということにやっと気付けた。

そういう意味でその子には感謝している。

 

今いじめられてる人へ

相手に自分の価値なんてわかるわけない、いじめられたとしてもあなたはとても大切な尊い存在です。

学校はとても窮屈だけど、社会に出たら気が合う人が必ずいるので無理して合わせなくていい。

学校だけがすべてじゃない、世界は思ったよりずっと広いし、人生も長い。

つらいこともあるけどそれ以上に楽しいこともある。だから自分の人生、命を大切してほしい。

そしてあなたの命を大切に育てた人がいることを忘れないでほしい。

私は本を読むことでたくさんの勇気と気付きをもらった。

興味があることに挑戦していろんな世界が広がっていることを知った。

その行動が自分の人生につながっていくので一人で抱え込むのはやめて自分の好きなこと、興味のあることにどんどん挑戦していってほしい。

きっときっと大丈夫。

 

 

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-雑記